危険物取扱者 乙種第4類「第1〜6類の概要」の練習問題(10問)

危険物取扱者 乙種第4類の「第1〜6類の概要」(危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法)から10問を収録しています。答えの下に解説があるので、間違えた理由をその場で確認できます。

過去の試験問題の転載や言い換えではなく、試験科目と法令・技術の内容から当サイトが独自に作成した問題です。

第1〜6類の概要では何が問われる?

6つの類の性質名と、固体か液体か、燃えるか燃えないかの対比が問われます。政令第25条で類ごとに何を避けるかも出題の材料になります。

第1〜6類の概要で間違えやすいのはどこ?

第1類と第6類はどちらも酸化性で自らは燃えず、違いは固体か液体かだけです。赤りん(第2類)と黄りん(第3類)、硝酸・過酸化水素(第6類)の類も取り違えやすい点です。

危険物取扱者 乙種第4類の全152問をクイズ形式で解く

第1〜6類の概要をくわしく知るには?

消防法の危険物6類の性質名と、固体か液体か・燃えるか燃えないかの対比、類ごとに避けるものを1本で整理します。乙4の性消で1問前後出るとされる分野です。

第1類〜第6類の危険物の概要を読む

  1. 危険物の類と、その類の性質の組合せとして、正しいものはどれか。

    • 第1類:酸化性固体正解
    • 第2類:自然発火性物質及び禁水性物質
    • 第3類:可燃性固体
    • 第5類:酸化性液体
    • 第6類:自己反応性物質
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    正しいのは「第1類:酸化性固体」です。消防法別表第一では、第2類が可燃性固体、第3類が自然発火性物質及び禁水性物質、第5類が自己反応性物質、第6類が酸化性液体です。第2類と第3類、第5類と第6類の性質を入れ替えた選択肢は、番号と性質名を対で覚えていれば外せます。

  2. 危険物の類ごとの性質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    • 第1類の危険物は、そのもの自体は燃えない固体である。
    • 第2類の危険物は、酸素を多く含み他の物質を酸化させる液体である。正解
    • 第4類の危険物は、引火性の液体である。
    • 第5類の危険物には、固体のものと液体のものがある。
    • 第6類の危険物は、そのもの自体は燃えない液体である。
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    誤っているのは「第2類の危険物は、酸素を多く含み他の物質を酸化させる液体である」です。第2類は可燃性固体で、火炎で着火しやすい固体や引火性固体が入ります。他の物質を酸化させるのは、第1類(固体)と第6類(液体)の性質です。

  3. 消防法上の危険物の状態に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

    • 危険物には、固体・液体・気体のすべてが含まれる。
    • プロパンなどの可燃性ガスは、第4類に含まれる。
    • 1気圧・20℃で液状のものは、液体として扱われる。正解
    • 第3類の危険物は、すべて固体である。
    • 第6類の危険物は、すべて固体である。
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    正しいのは「1気圧・20℃で液状のものは、液体として扱われる」です。法別表第一の備考は、1気圧・20℃で液状のものか、20℃を超え40℃以下で液状になるものを液体とし、液体でも気体でもないものを固体とします。危険物は固体と液体だけで、可燃性ガスは入りません。第3類には固体と液体の両方があります。

  4. 政令で定める類ごとの貯蔵・取扱いの共通基準に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    • 第1類は、可燃物との接触や、過熱・衝撃・摩擦を避ける。
    • 第2類の鉄粉・金属粉・マグネシウムは、水や酸との接触を避ける。
    • 第5類は、炎・火花・高温体との接近、過熱、衝撃、摩擦を避ける。
    • 第6類は、水との接触を避けることが共通の基準とされている。正解
    • 第4類は、炎・火花・高温体との接近や過熱を避け、みだりに蒸気を発生させない。
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    誤っているのは「第6類は、水との接触を避けることが共通の基準とされている」です。政令第25条の第6類の基準は、可燃物との接触・混合、分解を促す物品との接近、過熱を避けることです。水との接触を避ける定めがあるのは、第1類のアルカリ金属の過酸化物と第3類の禁水性物品です。

  5. 危険物の品名と、その品名が属する類の組合せとして、正しいものはどれか。

    • 硝酸:第1類
    • 赤りん:第3類
    • 黄りん:第2類
    • 過酸化水素:第5類
    • 硫黄:第2類正解
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    正しいのは「硫黄:第2類」です。硫黄と赤りんは第2類(可燃性固体)、黄りんは第3類(自然発火性物質及び禁水性物質)、硝酸と過酸化水素は第6類(酸化性液体)です。赤りんと黄りんは名前が似ていますが類が違い、入れ替えの対象になりやすい品名です。

  6. 第3類の危険物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    • 自然発火性物品は、空気との接触を避けて貯蔵する。
    • 禁水性物品は、水との接触を避けて貯蔵する。
    • 第3類の危険物は、すべて液体である。正解
    • カリウムやナトリウムは、第3類に含まれる。
    • 黄りんは、第3類に含まれる。
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    誤っているのは「第3類の危険物は、すべて液体である」です。第3類には、カリウム・ナトリウム・黄りんのような固体と、アルキルアルミニウムのような液体の両方があります。政令第25条は、自然発火性物品は空気との接触を、禁水性物品は水との接触を避けるよう定めています。

  7. 第1類と第6類の危険物に共通する性質として、正しいものはどれか。

    • そのもの自体は燃えないが、可燃物と混ざると燃焼を激しくする。正解
    • どちらも液体である。
    • どちらも水と反応して可燃性ガスを発生する。
    • どちらも引火点を持ち、蒸気が燃える。
    • どちらも分子内に燃える成分と酸素を併せ持ち、単独で燃焼する。
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    正しいのは「そのもの自体は燃えないが、可燃物と混ざると燃焼を激しくする」です。第1類(酸化性固体)と第6類(酸化性液体)は他の物質を酸化させる力が強く、政令第25条でも可燃物との接触・混合を避けるよう定められています。分子内に燃える成分と酸素を併せ持つのは第5類の特徴です。

  8. 第5類の危険物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    • 自己反応性物質と呼ばれる。
    • 固体のものと液体のものがある。
    • 有機過酸化物やニトロ化合物が含まれる。
    • 空気を断てば燃焼は続かないので、窒息消火が効果的である。正解
    • 加熱や衝撃、摩擦を避けて貯蔵する。
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    誤っているのは「空気を断てば燃焼は続かないので、窒息消火が効果的である」です。第5類の多くは分子内に酸素を含み、外から空気が来なくても燃焼や分解が進みます。このため窒息消火は効きにくく、大量の水で冷やす方法がとられます。政令別表第五でも、第5類に適応するのは水・強化液・泡などで、二酸化炭素などの不活性ガス、ハロゲン化物、粉末は適応とされていません。加熱・衝撃・摩擦を避けるのは政令第25条の基準どおりです。

  9. 第2類の危険物に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

    • すべて水と激しく反応するので、水との接触を避ける。
    • 引火性固体とは、固形アルコールその他1気圧で引火点が40℃未満の固体をいう。正解
    • 酸化剤と混ぜておくと安定する。
    • 第2類には液体のものも含まれる。
    • 硫化りん、赤りん、硫黄は第1類に属する。
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    正しいのは「引火性固体とは、固形アルコールその他1気圧で引火点が40℃未満の固体をいう」です。法別表第一の備考の定義どおりです。第2類は可燃性固体なので、酸化剤との接触・混合は避けます。水や酸を避ける定めは、鉄粉・金属粉・マグネシウムとそれらを含むものに限られます。

  10. 危険物の類と、その類に含まれる危険物の状態の組合せとして、誤っているものはどれか。

    • 第1類:固体のみ
    • 第2類:固体のみ
    • 第4類:液体のみ
    • 第6類:液体のみ
    • 第5類:固体のみ正解
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    誤っているのは「第5類:固体のみ」です。第5類の自己反応性物質には、固体のものと液体のものがあります。第1類と第2類は固体、第4類と第6類は液体だけの類です。両方あるのは第3類と第5類なので、状態を問われたら「両方ある類は3と5」を先に思い出すと整理できます。

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